全世界ヒットを感じさせる歴史的名盤
少し気持ちが沈んだ時、明るい気分になりたい時
ダンス・ミュージックの最高傑作で心も体も奮い立たせてみるのはいかが。
東京都渋...
CATEGORIES:30代、ちょっと一息
【映画『ハゲタカ』】
専門的な業界というのは、どの分野においても謎の用語が飛び交っているものです。
TOB、M&A、ホワイトナイト、ゴールデンパラシュート、
さて、これらの用語を使う業界は何?
答えは金融業界。
市場を動かす金融経済は、本来誰にでも関係のあることですが
意外と何が起こっているかよくわかっていない方も多いのでは?
そんな方にぜひオススメしたいのが、2009年に公開された邦画『ハゲタカ』。
もともとは、真山仁の原作をNHKがドラマ化した作品でしたが
国内外で高い評価を得たことから映画化したのだとか。
本作のストーリーは、中国系のファンドが日本を代表する会社アカマ自動車買収を狙い、
それに主人公である鷲津が対立していくというもの。
企業買収、TOB、社員のデモ、社長の想い、一歩離れてチャートを見つめる人々。
無機質なお金のやりとりの下に、様々な人の想いが錯綜する様子が見てとれます。
労働者にデモを起こすよう唆す中国ファンドの劉、冷徹に見せながらも日本への想いを捨てられない鷲津、
会社を守りたいがゆえに暴走してしまうアカマ自動車社長。
あぁ、男が泣くのはこういう時なのかもしれないな、なんて。
金融と言えど、それを動かし動かされるのは人間。意外と人情の世界なのかもしれません。
金融業界・経済、そして人情を描いた骨太ドラマ。
社会の動きに無関心ではいられない30男にはぜひオススメです。
映画がお気に召したらドラマ版もぜひどうぞ。過去の鷲津に驚くこと請け合いですから。